3月3日のひなまつりにちなみ、各地では関連イベントが開催された。 紀伊国屋資料館では2月4日から3月9日まで『おひな様展』を実施、江戸時代末期から昭和40年までのひな人形が展示された。 展示されたひな人形には男雛・女雛が御殿に入った珍しいひな人形や土雛など華やかに飾られており、来場者を魅了していた。 3月2日には記念イベントとして『甘酒サービス』と『折り紙体験・プレゼント』が行われた。 来場者は一つ一つ丁寧に教えてもらいながら折り紙でひな人形を作って記念に持ち帰ったり、奥座敷で甘酒を頂いたりと、ゆったりとした時間を過ごしていた。 また新居保育園や内山保育園ではひなまつりお茶会が行われた。 年長組の園児は点ててもらった抹茶を作法に注意しながら緊張した面持ちで運び、年下の園児らをおもてなししていた。 抹茶をいただいた園児らは、苦そうな顔をしながらも「美味しい」と言って飲みほしていた。
3月2日(日)第21回愛LOVEウォークin白須賀が行われた。 白須賀宿を歩く午前のコース(6.5㎞)と白須賀から新居関所までを歩く午後のコース(6.3㎞)が用意されている。 どちらのコースも東海道の歴史を肌で感じることができるコースになっており、名所や旧跡、当時の面影が残っている町並みを散策しながら楽しく歩くことができる。 今年は白須賀のお寺をめぐる新コースが設定され、初めての人だけでなくリピーターの方も楽しめるコースとなっていた。 午前のコースには毎年、白須賀小学校の6年生が水戸黄門や助さん格さん、当時の旅人などに扮して列を先導し、華やかに彩っていた。 今回はあいにく小雨が降る天気だったが、参加者らは傘やカッパを着て思い思いに東海道を堪能していた。
2月22日(日)白須賀南部構造改善センターで、第23回白須賀芸能祭が開催された。 笠子太鼓のオープニングから始まった芸能祭は、午前中に白須賀中学校音楽部の演奏や白須賀幼稚園の園児、白須賀小学校2年生による劇が披露された。 午後からは地元住民の方が舞踊やハーモニカ、フラダンスなど日頃から練習し楽しんでいる芸を披露した。 まだ足元が寒い時期だがフラダンスのダンサーたちは爽やかな笑顔を振りまきながら流れるように軽やかに踊って常夏の雰囲気をかもし出し、ハーモニカの演奏では観客も一緒になって歌い、会場内が一体となっていた。 白須賀音頭でフィナーレを迎えるまで会場内は大勢の人で賑わい、白須賀地区の絆を深めていた。
10月に入り、各地では五穀豊穣を祝って秋祭りが行われた。 10月5日(土)6日(日)の両日、村櫛町で秋祭りが盛大に開催された。 日曜日の午後になると神主の家から八柱神社へ三番叟を奉納する子供たちが担がれている姿が見られたり、青年部3年目の若者が天狗に扮したお旅所行列が見られたりと村櫛の町内はひときわ賑やかになっていた。 去年都合によりできなかった宵祭りのナイアガラ花火も復活することができ、見にきた人たちからたくさんの拍手や歓声があがっていた。 また新居地区で毎年最後に行われる天神社例祭では、お姫様や歌舞伎調の『生き人形』に扮した二2名の若者を華やかに飾った山車に乗せ、各町内を回ることが呼び物となっている。 夜が更けると各地区を回っていた山車が神社下の広場に集まり一層賑やかさを増す。 その姿を一目見ようとカメラを持った住民らが大勢集まり、雨の中、夜遅くまで手踊りを楽しんでいた。
秋晴れの中、各地で運動会が開催された。 九月二十一日(土)新居小学校でスローガン「力いっぱい 夢いっぱい」のもと、児童らは競技にも応援にも力いっぱい元気いっぱいに取り組んでいた。 一、二年の団演「にんじゃでばんばん えんJOYしよう!」では、笑顔で楽しそうに踊っている児童の姿に観戦している保護者たちも顔をほころばせながらカメラを向け応援していた。 また二十日(金)には新居中学校の体育大会が行われた。 生徒も来場者も楽しみにしている応援合戦では、三年生が中心となって構成から作り上げたものを下級生も協力して盛り上げている姿が見られ、どのチームも甲乙つけがたい演技となっていた。